クラミジア感染症とは

病原体

昔は性病といわれていましたが、最近は、性行為に関連して起こる感染症を性感染症と呼び、エイズウイルスから始まって、淋病、梅毒、クラミジア等があげられます。
淋病は淋菌によって、クラミジア感染症はクラミジアトラコマチスの感染によって起こる病気です。
両者は大抵一緒に感染しているのが一般的です。
両方とも外性器などの病巣からの分泌物(尿も含まれる)の培養によって病原体を検出します。

最近ではこれらの細菌の抗原を免疫測定法で証明したり、遺伝子検査法を使用して直接、病巣から短時間で証明できるようになりました。
現在、若い女性の約30%がクラミジア抗体陽性、5%がクラミジア抗原陽性といわれています。
この数値は抗体陽性である約30%の女性がクラミジアに感染したことがあるが、そのうちにはすでに治っている人が含まれており、その時点でクラミジア感染があり治療を要するのは5%であるという意味なのです。
抗体陽性者の83%は抗体陽性・抗原体陰性で、すでに治癒した、過去における感染で、ほとんどが治療した形跡がないのです。
クラミジアには自然治癒というものはなく、何らかの病気で(たとえば風邪など)抗生物質等の薬を服用し、たまたまその薬によってクラミジアが治ったとされています。